LINE公式アカウントでよく見かける、大きな画像のメッセ―ジをリッチメッセージと言います。
思わずタップしたくなるような、リッチメッセージに出会ったことがある人もいるのではないでしょうか?
コツを押さえれば、簡単に作成でき、効果も大きくなりますので、この記事を見ながら作ってみましょう。
こんな悩みをもったあなたにおすすめ
- リッチメッセージをどう活用すべきかわからない
- 自分もリッチメッセージで商品を宣伝したいけど設定方法がわからない
- 効果の高いリッチメッセージを作るコツががわからない
本記事ではこんな悩みを解決していきます!
本記事の内容
- LINE公式アカウントのリッチメッセージを使う3つのメリット
- リッチメッセージの作成方法
- リッチメッセージの効果を高めるための5つのコツ
本記事ではLINE公式アカウントのリッチメッセージの作り方と活用のコツをご紹介します。
読み終えるとLINE公式アカウントのリッチメッセージの作成方法と活用のキモまでわかります。
LINE公式アカウント運用歴4年、個人でLINE友だち6,000人以上集客→5,000万以上販売した、Lステップ正規代理店の橋本嵐が解説します。
この記事を書いた人…橋本嵐(らん)
- LINE公式アカウント運用歴4年
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LINE公式アカウントのリッチメッセージを使う3つのメリット
リッチメッセージとは、写真やイラストなどとテキストを1つの大きな画像として表示するメッセージアイテムのことです。
テキストだけでは説明しづらい情報でも、画像を用いることでより多くの情報を視覚的に伝えやすくなります。
通常のメッセージ配信もある中で、なぜリッチメッセージを活用すると良いのか、3つのメリットを解説します。
- テキストより視覚的な訴求ができる
- 多くの情報をわかりやすく伝達可
- リンクなどへの誘導率が高まる
①テキストよりも視覚的な訴求ができる
リッチメッセージはスマートフォンの横幅いっぱいに画像が表示されるため、ユーザーの目にとまりやすいです。
メッセージ配信でも写真を送信することができますが、アイコン画像や転送ボタンが表示されるため、リッチメッセージより小さく表示されます。
また、テキストだけのメッセージよりも、大きな画像を配信する方が、ユーザーに興味を持ってもらいやすいですね。
配信する画像にキャッチーな文言や画像があれば、なおさらタップしてもらいやすくなるでしょう。
②多くの情報をわかりやすく伝えられる
1枚の画像の情報量はテキストの7倍と言われています。
テキストで長々と説明するよりも、画像を使うことで文字数を少なくすることができるため、ユーザーにわかりやすく情報を伝えられます。
長い文章は読むユーザーの負担にもなるため、画像を使うことでテキストを読みたくないユーザーも「見てみよう」という気持ちになってくれるでしょう。
③リンクなどへの誘導率が高まる
リッチメッセージには外部リンクもしくはクーポン画面を設定することができます。
ユーザーがリッチメッセージをタップすると、外部リンクに遷移するか、クーポンの確認ができます。
メッセージ配信で写真を送信する場合は、写真にリンクを入れることができないため、リンクのテキストとともに写真を配信しなければなりません。
リッチメッセージをペルソナに合った画像を使い、「詳細はこちら!」などの文言を入れることで、リンク先への流入が多くなると期待できます。
以上が、LINE公式アカウントのリッチメッセージを使う3つのメリットになります。
リッチメッセージの作成方法
リッチメッセージの作成方法は以下の通り。
LINE公式アカウントの管理画面上から設定していきます。
① 管理画面TOP>「リッチメッセージ」
②「リッチメッセージを作成」
③「タイトル」を入力
④ メッセージ設定で「テンプレートを選択」
⑤ 画像の用意がなければ「画像を作成」
⑥ 画像を「アップロード」
⑦ タップ時の「アクション設定」
⑧「保存」
⑨ 管理画面TOP>「メッセージを作成」
⑩「リッチメッセージを選択」し配信
①管理画面左側のホームメニューの「リッチメッセージ」をクリックします。
②「リッチメッセージを作成」をクリックします。
③タイトルを入力します。
タイトルはプッシュ通知やチャットリストに表示されるので、訴求力のある文言にしましょう。
④メッセージ設定で、テンプレートを選択します。
正方形の画像サイズは、1040px x 1040pxです。
カスタムテンプレートは、1040px x 520~2080pxです。
あまりにも縦に長いリッチメニューを作ると、ファーストビューに収まらなくなり、インプレッションが正しく計測できなくなるため注意してください。
⑤リッチメッセージに使う画像を用意していなければ、「画像を作成」をクリックします。
作成するリッチメッセージは1040px x 1040pxの正方形となり、長方形のものを作りたい場合は、IllustratorやCanvaを使用しましょう。
選んだテンプレートの枠ごとに写真やイラストを変えることも、リッチメッセージ全体に1枚の写真をのせることもできます。
アップロードできるファイル形式はJPG、JPEG、PNGです。
⑥事前に作っておいた画像をアップロードします。
ファイル形式は、JPG、JPEG、PNGのいずれか、ファイルサイズは10MB以下のもの。
正方形のテンプレートの場合は、画像サイズは1040px x 1040pxです。
画像サイズより小さい写真やイラストは拡大、大きいものは縮小して使う必要があります。
⑦タップしたときのアクションを設定します。
アクションはリンクとクーポンの2種類があります。
リンクを選んだ場合は、URLとアクションラベルを入力してください。
クーポンを選んだ場合は、事前に作っておいたクーポンを選択し、アクションラベルを入力してください。
⑧「保存」をクリックすると、リッチメッセージの一覧に表示されます。
修正したい場合「タイトル」または「アクション」をクリックすると、編集画面に戻るので覚えておくと便利です💡
⑨配信する場合は、「メッセージを作成」画面で、「リッチメッセージを選択」すれば、作ったリッチメッセージを配信することができます。
以上が、リッチメッセージの設定方法です。
リッチメッセージの効果を高める5つのコツ
ユーザーにリッチメッセージをタップしてもらうには、どうすれば良いのでしょうか。
せっかく配信するなら、多くの人をリンク先に誘導したい、クーポンを使ってもらいたいですよね。
ここでは、リッチメッセージの効果を高めるコツを5つ解説していきます。
②シンプルな行動を促すテキスト
③限定性を入れる
④簡易性を訴える
⑤目的とターゲットに合わせて配信する
①スマートフォンでもすぐに内容がわかる
ほとんどの人が、LINEをスマートフォンで確認しています。
そのため、小さなスマートフォンの画面でも一目見て何を言いたいのかわかるデザインが好まれます。
ユーザーにリンクを踏んでもらうには、宣伝内容と誘導先をわかりやすくまとめましょう。
例えば、コスメのLINE公式アカウントを運用していて、春の新色コスメをECサイトで売りたい場合、すべてのコスメをリッチメッセージに並べると、1つ1つのコスメが小さく写り、ごちゃごちゃしたリッチメッセージになってしまいます。
リップスティックを大きく写した画像とキャッチフレーズ、リンクへの誘導だけのリッチメッセージの方がわかりやすく、ユーザーは他のコスメも見てみたいと感じて、ECサイトを訪問してくれるでしょう。
②ユーザーのアクションを促すテキストをシンプルに
リッチメッセージに誘導したいリンクや使ってほしいクーポンがあっても、ユーザーがタップしてくれなければ意味がありません。
テキストは最小限にして、他にも伝えたいことがあればリンク先のWebサイトやクーポン画面に書いておきましょう。
タップしてもらうためには、「ここをタップ!」「お申込みはこちら」「今すぐチェック!」などのようなシンプルな一言で、どこをタップすれば良いのかわかるデザインを配置します。
タップしてもらいたい箇所の色を変えたり、文字のサイズやフォントを工夫したりすることでもタップ率は変わります。
③限定性を入れる
リッチメッセージに限定性を入れることで、ユーザーに早めのタップを促せます。
人は最初に見たときに行動せず、後から行動しようと思っても忘れてしまうので、見た瞬間にタップしてもらわなければなりません。
「〇月〇日に終了!」「あと〇時間!」などの期間限定や、「先着〇名様のみ50%割引!」などの人数限定は、ユーザーに今タップしないと損をするかもという気持ちにさせてタップを促します。
④簡易性を訴える
リッチメッセージに簡易性を入れることも、ユーザーの行動ハードルを下げられるのでオススメ。
ぱっと見の印象で「なんだか面倒臭そう…」と思われてしまうと、リッチメッセージがタップされないのはもちろん、サービスの利用や商品の購入にも繋がりにくいです。
「24時間OK」「LINEで完結!」「少ない資金でもOK」など、じゃあやってみようかな!とリッチメッセージを受信した人が、気軽に中身をチェックしたくなる切り口で訴求しましょう。
⑤目的とターゲットに合わせてリッチメッセージを配信する
商品の販売、来店、キャンペーンの宣伝など、目的によってターゲットも変わります。
LINE公式アカウントに登録してくれているユーザー全員に配信してしまっては、必要でない人も配信を受け取ってしまいます。
ブロックの原因となるため、セグメント配信を使って、リッチメッセージを配信しましょう。
セグメント配信とは、メッセージやアンケート結果などをもとに、タグを付けてグループ分けしたユーザーにメッセージ配信をすることです。
正しいターゲットにメッセージ配信することで、タップしてもらいやすくなります。
以上が、リッチメッセージの効果を高める5つのコツになります。
反応率の高いリッチメッセージの事例
「LINEスコア」というLINEが運営するアカウントのリッチメッセージのデザインがいつもわかりやすいので、事例として共有します。
リッチメッセージの反応率を上げるポイントをほぼ網羅していることがわかります。
LINE公式アカウントのリッチメッセージでユーザーの関心を高めましょう
LINE公式アカウントのリッチメッセージの作成方法と、メリット、活用するためのコツを解説しました。
リッチメッセージは、外部リンクやクーポンを設定することができ便利なものですが、画像のデザインによってタップ率が大きく変わります。
画像は対象を大きく目立つようにし、リンクへ誘導できるようにするのが鉄則です。
ユーザーに何を伝え、どこに誘導したいのかを明確にして、リッチメッセージを作成しましょう。
その他のLINE公式アカウントの使い方やオススメの便利機能を、別記事「LINE公式アカウントの使い方【初心者向け】基本設定と活用法まとめ」で解説しています!
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