ビジネスでLINE公式アカウントを運用している人で、認証済みアカウントの申請をしたこともあるのではないでしょうか。
認証済みアカウントの申請は無料で、申し込みフォームを入力するだけで申請ができてしまいますが、審査に落ちてしまう人も多いです。
僕も1度落ちましたが、2アカウントの承認に成功しています!
これから申請しようとする人に向けて、却下される理由と申し込みフォームの入力方法を詳しく説明します。
この記事を読みつつ、自社のLINE公式アカウントのチェックや、申し込みフォームの入力に役立ててください。
こんな悩みをもったあなたにおすすめ
- LINE公式アカウントで認証済みアカウントの審査に落ちた。
- これから申請したいが注意点がわからない。
- 正しい申請フォームの入力方法がわからない。
本記事ではこんな悩みを解決していきます!
- 認証済みアカウント申請に不合格の考えうる4つの理由
- 申込フォームの正しい入力方法と手順
本記事ではLINE公式アカウントの認証済みアカウントに落ちる原因をご紹介します。
読み終えるとLINE公式アカウントで認証済みアカウント審査へ申請時の注意点と対策がわかります。
LINE公式アカウント運用歴4年、個人でLINE友だち6,000人以上集客→5,000万以上販売した、Lステップ正規代理店の橋本嵐が解説します。
この記事の監修…橋本嵐(らん)
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認証済みアカウント申請に不合格!考えうる4つの理由
LINE公式アカウントの認証済みアカウント申請に不合格となっても、LINE株式会社は、審査に落ちた理由を教えてはくれません。
しかし、不合格になるポイントは示されています。
- 認証済みアカウントの審査基準を満たさなかったから
- 認証済みアカウントが開設できないサービスだったから
- 申し込みフォームに不備があったから
- LINE公式アカウントで登録した業種と申請した業種が違うから
もし自社アカウントが審査に落ちた場合、その理由を上記4点から見つけ、改善していきましょう。
1. 認証済みアカウントの審査基準を満たさなかったから
認証済みアカウントを開設するための審査基準を、LINE株式会社は設けています。
具体的な指標は明確にされていませんが、LINE公式アカウントガイドラインには、以下のように書かれています。
3.審査基準
認証済アカウントの開設にあたっては、以下の基準に基づき審査を実施します。
1. LINEユーザーの不利益につながる可能性がないか
2. 法令における規制の有無と規制内容に抵触するものでないか
3. 利用規約第18条「禁止行為」各号に該当するおそれがないか
4. 当社が独自に定める審査基準を満たすか否か
5. 当社の事業へ悪影響を及ぼす、あるいは当社の信用を損なうものでないか
なお、当社はお客様に対し、審査結果およびその理由について説明する義務を負わないものとします。
利用規約第18条「禁止行為」各号は、21項目あります。
第18条 (禁止行為)お客様は、LINE公式アカウントの利用に際して、以下に記載することを行なってはなりません。(1) 法令、裁判所の判決、決定もしくは命令、または法令上拘束力のある行政措置に違反する行為(2) 違法または違法行為を助長するような行為(3) 当社または第三者の著作権、商標権、特許権等の知的財産権、名誉権、プライバシー権、その他法令上または契約上の権利を侵害する行為(4) 公序良俗に反するおそれのある行為(5) 反社会的勢力に対する利益供与その他の協力行為(6) 当社の事前の承諾なくLINE公式アカウントを第三者のための広告媒体として使用する行為(第三者の商品、サービスについてLINE公式アカウントを利用して宣伝することを含みますが、これに限りません。)(7) LINE公式アカウントを利用してみなし属性を利用した広告、メッセージ等(以下、「広告等」といいます。)を配信する場合、広告等に接触した利用者の属性を識別する行為(広告等の配信時に属性毎に個別の遷移先を指定することおよび遷移先を指定するURL中に遷移経路を追跡可能にする特定の情報の付加等をすることが含まれますが、これに限りません。)(8) 本アカウントを第三者に譲渡または貸与する行為、第三者と共用する行為(9) 当社または第三者になりすます行為、意図的に虚偽の情報を流布させる行為またはお申し込みされた業種の運営・維持とはなんら関係のない内容を表示もしくは配信する行為(10) 第三者の個人情報、登録情報、利用履歴情報などを、不正に収集、開示または提供する行為(11) 過度に暴力的な表現、露骨な性的表現、人種、国籍、信条、性別、社会的身分、門地等による差別につながる表現、自殺、自傷行為、薬物乱用を誘引または助長する表現、その他反社会的な内容を含み他人に不快感を与える表現を、投稿または送信する行為(12) 性行為やわいせつな行為を目的とする行為、面識のない異性との出会いや交際を目的とする行為、他のお客様に対する嫌がらせや誹謗中傷を目的とする行為、その他LINE公式アカウントが予定している利用目的と異なる目的でLINE公式アカウントを利用する行為(13) 利用者または第三者が、不快または迷惑と思う内容の配信(14) LINE公式アカウントのサーバやネットワークシステムに支障を与える行為(15) 当社によるLINE公式アカウントの運営または他のお客様によるLINE公式アカウントの利用を妨害し、これらに支障を与える行為(16) LINE公式アカウントの不具合を意図的に利用する行為(17) 当社に対し不当な問い合わせまたは要求をする行為(18) LINE利用規約に抵触する表現・内容の配信(19) 当社のロゴ利用ガイドライン(https://www.linebiz.com/jp/logo/)の規定に抵触する表現・内容の配信(20) 上記第1項から19項のいずれかに該当する行為を援助または助長する行為(21) その他、当社が不適当と判断した行為
法律違反や権利侵害、一般的に不快とされる行為などは、すべて禁止行為に当たります。
LINE公式アカウント利用規約は未認証アカウントでも適用され、禁止行為に抵触した場合、アカウントが停止されてしまう恐れがあります。
利用規約を必ず確認しておきましょう。
2. LINE公式アカウントが開設できないサービスだったから
LINE公式アカウントには開設できないサービスがあります。
「LINE公式アカウントガイドライン」には、LINE公式アカウントを利用できない業種・業態・商品・サービスが明示されています。
2)ご利用いただけないお客様
お客様が以下の各号の一に該当すると当社が判断した場合は、アカウントの種別にかかわらず、本サービスをご利用いただけません。あらかじめご了承ください。
・犯罪に使用されるおそれのある商品またはサービスの提供を行っている法人・団体・個人
・不法行為または犯罪行為を構成しまたは助長するおそれのある法人・団体・個人
・他人の個人情報、登録情報、利用履歴情報などの違法または不正な売買・仲介・斡旋等を行っている法人・団体・個人
・法令または公序良俗に反する行為を行っている若しくは行うおそれのある法人・団体・個人
・利用規約第18条に定める禁止行為を行っていると当社が判断する法人・団体・個人
・その他当社が本サービスの利用が不適当であると判断する法人・団体・個人
(LINEユーザーに不利益を被らせる可能性のある法人・団体・個人、当社の信用
若しくは評判に悪影響を与える可能性のある法人・団体・個人、当社をクレームや
紛争等に巻き込む可能性のある法人・団体・個人などが含まれますが、これらに限られません)
利用ができない業種・業態、商品・サービスの例として代表的なものが「LINE公式アカウントガイドライン」に掲載されています。
- 医療
- 出会い系
- アダルト系
- ネット関連ビジネス(「儲かる」「~するだけ」などの言葉で訴求・誘導するものなど)
- 連鎖販売取引(ねずみ講やマルチ商法など)
- クレジットカード現金化
- ギャンブル
- 個人情報販売
- 模倣品。海賊版の販売
ガイドラインに記載がなくても、LINE株式会社が不適当と判断すれば、アカウントが使えなくなります。
3. 申し込みフォームに不備があったから
申込フォームに不備があれば、審査に合格しません。
特に間違いやすい項目は、以下の通りです。
- アカウント名を個人名にしている
- アカウント名をLINE IDにしている
- 申込者氏名を企業名やサービス名にしている
- 電話番号やメールアドレスが正しく記入されていない
次章で、申し込みフォームの入力方法を詳しく解説しますので、参考にしてください。
4. LINE公式アカウントで登録した業種と申請した業種が違うから
LINE公式アカウント開設と同時に認証済みアカウントの申請をする場合は、業種の選択を間違うことは少ないと思います。
先にLINE公式アカウントを開設し、しばらくたってから認証済みアカウントの申請をする場合、LINE公式アカウント開設時の入力内容を忘れてしまい、異なる内容で申請すると不合格になる確率が高いです。
特に、事業の種類(大業種・小業種)を間違えて申請する人が多く、申請が通らない結果となっています。
LINE公式アカウント開設時に登録した業種は、後から変更できません。
LINE公式アカウント開設時に適当に業種を登録する人もいますが、自社の業種に最適なものを選び、登録内容を控えておきましょう。
申込フォームの正しい入力方法
申込フォームの入力方法を説明していきます。
申込フォームは4つのセクションに分かれており、正しく記入しないと申請が通りません。
- アカウントの基本情報
- 店舗/施設情報
- 会社情報
- 申し込み者情報
最近、申込フォームの入力を間違える人が多いようです。
それでは実際の申請方法です。
まず、LINE公式アカウントの管理画面TOPから「設定」へ進みます。
「アカウント認証をリクエスト」へ進みます。
2022年10月時点では、「アカウント認証を始める前に認証申請の流れとポイント」というページが表示されます。
- 認証済アカウントのメリット
- 認証済アカウント審査の流れ
- 審査のポイント
が図解付きでわかりやすく書かれていますので、一通り目を通し下部までスクロール後、「アカウント認証を申請する」へ進みます。
続いて、申込みフォームの入力になります。
1. 認証済みアカウントのお申込み
「認証済みアカウントのお申込み」には、LINE公式アカウントを開設したときと同じ情報を入力します。
- アカウント情報
- 業種
- 申し込みタイプ
以上の3項目を入力すると、入力フォームの続きが現れます。
①アカウント情報
まずはアカウント情報を入力していきます。
アカウント情報欄には、「サービス対象国・地域」「アカウント名」「会社・事業者の所在国・地域」が既に記載されています。
LINE公式アカウント開設時に登録した国名とアカウント名を確認しましょう。
なお、「サービス対象国・地域」と「アカウント名」は変更することができず、また、アカウント名に個人名や個人を特定しやすい名前、LINE IDを使用することもできません。
アカウント名を個人名などにしている場合は、新たにLINE公式アカウントを作成する必要があります。
②業種
業種はLINE公式アカウント開設時に登録した業種と同じものを登録しなければなりません。
大業種は38種類あり、自社ビジネスに当てはまるもの、もしくは最も近いものを登録してください。
小業種は選んだ大業種によって選択肢が変わります。
③申し込みタイプ
申し込みタイプでは、自社のビジネス形態を選択します。
- 店舗
- 企業・サービス・製品
- メディア
- 公共機関・施設
- オンラインショップ
- Webサービス・アプリ
上記の6種類から最も当てはまるものを選んでください。
2. 店舗/施設情報
自社の店舗・施設の公式サイトやアプリの名称とURLを入力します。
複数の店舗がある場合は、代表となる店舗の情報を入れてください。
公式サイトやSNSアカウントがない場合は、第三者が運営している情報サイトや予約サイトを入力すれば大丈夫です。
ただし、店舗の情報が網羅されており、LINE株式会社の担当者のチェックに適うものである必要があります。
3. 会社情報
会社情報欄には、LINE公式アカウントを運営する事業者の情報を入力します。
入力内容は以下の通り。
- 会社/事業者名
- 郵便番号・住所
- 代表電話番号
- 会社/事業者URL
代表電話番号は、自社ホームページやSNSアカウントなどに掲載している電話番号を指定されています。
本人確認のためLINE株式会社より電話連絡があるかもしれませんので、正しく記入しましょう。
4. 申込者情報
申込者情報では、LINE公式アカウント運営担当者、もしくは認証アカウント申請担当者の情報を入力します。
入力内容は以下の通り。
- 申込者氏名、申込者フリガナ
- 申込者所属部署
- 連絡先電話番号
- メールアドレス
LINE公式アカウントを複数人で運用している場合、認証アカウントの申請ができるのは管理者のみです。
管理者権限のある人を申込者情報に書いておくのがわかりやすいでしょう。
①申込者氏名、申込者フリガナ
申込者氏名・フリガナは、個人名をフルネームで入力します。
会社名や団体名を入力すると、申請を却下されてしまいます。
②申込者所属部署
申込者所属部署は必須項目ではありません。
社内に同姓同名がいる場合や、部署の数が多い場合は記入しておく方が、本人確認がスムーズに進むでしょう。
③連絡先電話番号
連絡先電話番号は、日中繋がりやすい電話番号を入力します。
部署ごとに電話番号があるなら、担当者に直接つながる電話番号がおすすめです。
④メールアドレス
入力したメールアドレス宛に審査結果が送信されます。
自社サイトなどに掲載しているメールドレスか、自社ドメインのメールアドレスを入力しましょう。
認証済みアカウントに合格するには、正しく申請することが重要
認証済みアカウント申請に落ちる原因と、申し込みフォームの入力方法を詳しく解説しました。
LINE公式アカウント認証の審査に落ちると、がっかりすると思いますが、不合格でもまた審査を受けることが可能です。
なぜ審査に落ちたのかLINE株式会社は教えてくれませんが、対策することは可能です。
認証済みアカウント審査のご相談はLサク公式LINEまで!
当ブログ「Lサク」では、2アカウントで認証済みアカウントの承認を受けています。
・1アカウント目
・2アカウント目
認証済みアカウントの審査についてのご相談・アドバイスは「Lサク公式LINE」から行っていますので、まだ審査に出していない方も、一度申請して失敗してしまった方も、気兼ねなくご連絡ください。